ヴァイガルドの地を放浪する謎の多い狩人。
『幻獣を狩る者』として一部では有名だが、彼女の狩りは凄惨を極め、目撃した者は口を閉ざすという。
メギドであった頃の記憶を失っており、彼女の過去を知る者もいない。
機械のように無感情だが、常に幻獣を狩るという衝動に突き動かされており、それだけが彼女の王道原理であり、生きる目的である。
全6話構成となります。
第1話
旅人が幻獣に襲われている。
何をよそ見している。お前の相手は私だ。
女戦士が幻獣は抹殺する…!と幻獣を挑発して対峙する。
一方的な展開で幻獣をあっさりと倒すウヴァル。
旅人はお礼くらい言わせてくれと話しかけるが幻獣を抹殺しただけだと冷たい反応。
名前だけでも聞かせてくれというと答える。
ウヴァルが去っていった後でも旅人は震えが止まっていなかった。
恐ろしい体験をしたが本当に恐ろしいのは幻獣ではなくそれを殺した女の方だ。
なぜなら戦っている間ずっと笑っていたから。
あれは本物の化け物だ…!
第2話
とある村。
現在この村では10人の村人が行方不明となっていた。
最初は子どもがいなくなったが捜索に出た大人も山に入ったまま帰ってこない。
この山には人間を喰らう恐ろしい怪物が住んでいると噂になってきているという。
あれはガドの仕業じゃない!となにか知っていそうな少年がいた。
彼は走っているとウヴァルにぶつかってしまった。
ウヴァルにこの村について詳しい人間を教えて欲しいと言われて村長のいる場所を教える。
ウヴァルは少年からなにかを感じ取っていた…。
ウヴァルは村長と神隠しの原因が幻獣なら私が始末すると話していた。
貧乏村のため謝礼は出せないと言うが幻獣が倒せればそれで良いので情報だけ提供して欲しいと言う。
村長は知っている話をすることに。
第3話
ウヴァルは山に入っていた。
村長の話を聞いているときに村長の孫であるロチトが山に入っていったと村人から報告があた。
以前から山でよく遊んでいたらしい。
山には子どもがいる気配はなかった。
物音がして見に行くと幻獣がいた。
ウヴァルが攻撃するも反撃してこない。
トドメを刺そうとしたその時!
村で出会った少年がガドをイジメるな!と割り込んできた。
見かけは怖そうだけど優しい怪物なので殺さないでと言う。
第4話
少年が村長の孫であるロチトであった。
ガドのことを友達と呼ぶ彼はお爺ちゃんには内緒にして欲しいとウヴァルに頼みます。
ロチトは、ガドが人喰いとは関係なく、他に原因があるはずだと正体を探っているのだと言う。
ガドは人を襲ったりしないので悪い怪物ではないと言い張ります。
ウヴァルにとってはそんなことは関係ないと逃げた方へ追っていきます。
痕跡を探しながら進んでいたがロチトに簡単に追いつかれたウヴァル。
ロチトは山の中を知り尽くしていて最短ルートで進んでいたのだ。
そして驚くことにガドの居場所まで案内しようかと言う。
悪い奴ではないことを分かってもらいたいのだと。
ウヴァルが気は変わらないぞと言うも案内を受けることにした。
第5話
ガドの巣である洞窟に到着。
ガドは警戒心なく眠っていた。
ウヴァルたちが近づいても起きない。
ロチトは山で迷子になってこの洞窟に迷いこんだときにガドと出会い、なんと背中に乗せて村の近くまで運んでくれたのだと言う。
だから殺すのはやめてと頼むがウヴァルはダメだと答える。
私の目的は変わらない。
するとガドが起き上がり2人の方を睨みつけてきた!!
本性を現したかと構えるウヴァルだが…。
別の幻獣が2人を狙っていたのだ。
ガドは幻獣から攻撃を受けてしまう。
そこにウヴァルが割り込む!
お前の相手はこの私だ。幻獣は抹殺する…!
第6話
ウヴァルは幻獣を倒した。
元凶はこの幻獣だった。
しかし…。
ガドの傷は大きかった。
幻獣は多少の傷なら問題ないが幻獣同士ならば話は別。
明らかに致命傷であり。もう助からないだろう…。
ガドはそのまま息を引き取った。
2人はガドを埋めた。
これからも幻獣を倒し続けるのかロチトに聞かれたウヴァルは答えた。
私は死ぬまで幻獣を狩り続ける。
他に何もないからだ。幻獣を狩ることだけが私の存在する理由なんだ。
ロチトはそんなウヴァルを優しい人と言った。
自分を無視してガドを殺すこともできたがしなかった。
ちょっと怖そうに見えるけど、本当は優しい人。
お姉ちゃんのことを分かってくれる人が増えたら良いね。と
私を理解する者か…。
そうだな…もし、そんな人間がいるとしたら…。
あとがき
ウヴァルさん!!!
寡黙な彼女も仲間思いであったりイベントで少しわかる部分が出てきましたね!
メギドラルにいた頃の彼女が気になりますが…。
記憶が戻ることはあるのでしょうか…。
ウヴァルの生き方が”救われた”とき!リジェネレイトするのかなー。
では!!
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